2014/12/11

いい写真ってなんだろう| Photograph Advent Calendar 2014

友人の手の写真
[1/100秒] [f/2.5] [ISO400] [58mm]




いい写真ってなんだろう。


構図がいいもの?
シャッタースピード、絞りなんかを適正にあわせられたもの?
伝えたい意図がしっかりわかるもの?
面白いアイデアで撮られたもの?
ハイキーに仕上げたもの?


もちろん技術的な面では、構図とか基本ができることは大事だと思う。
ただそれだけでいい写真かってゆーと、よくわからない。
デザインとしてってことであれば、その商品で伝えたいことがしっかりわかるものがいい写真なのかと思う。




ただ、芸術寄りになってくると、そこからは感じ方が人それぞれになってくる気がする。
もちろん基本が出来た上で、ピントをずらしてみたり、露出をマイナスに補正してみたり、ぶれさせてみたり、絞ってみたり。

そこには意図があって、ピントあってないじゃんみたいな写真もいい写真だって思えたりする。
もしくは、偶然撮れた写真に、すごく心打たれるものがあるかもしれない。

一瞬を四角く切り取った写真だからこそ感じれることだったり、想像してしまうようなこと。
それが楽しさだったり、美しさだったり、なんて言うかいい写真と思える事のような気がする。





ただ、これを頭で考えて、両手に伝えて、今だって思えたときにシャッターを切ったところで簡単に表現できるとは思えない。
だから写真はむずかしい。

それに自分がいいと思っても、他の人が見てうーんと思うような感覚しか持ってなかったら、それは悲しい。
どうせ撮るなら多くの人にいいねって言って欲しかったりするから。




ただ自分は、人物が写ってる写真はとても魅力的に見えるって思っている。

表情、カラダの動き、撮影した人との関係性、場所、空気の流れ、匂い。
その写真があるのは、その時その瞬間を残したいと思った人がいたわけで、それはすごいあったかくていいものだなって思うから。

だから人の写真を撮ってほしいし、撮りたい。
恥ずかしさや、照れなんかもあると思うけど、
あの時のふとした表情を今も見れるのは写真があるから。


朝から一緒にいて撮影していると、カメラがその場に馴染んでいく瞬間てゆーのがあって。
そこからのほうがいいものが撮れる気がしてる。





結局何が言いたいのかよくわからなくったけど、
風景とか料理とかそーゆー写真だけじゃなくて、
一緒にそこにいる人も撮ってほしいってことが言いたいのかもしれない。

それが自分にとってのいい写真になっていく気がする。



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